ベビー服から本音を見つめる

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最近は、本当に暖かい。その分、急に寒くなりそうで怯えている。せっかくSの鼻水がとまっているから、どうか中耳炎が治りきるまでそっとしておいて欲しい。

 

昨日はSの乳幼児期の洋服を全て片付けた。今度の資源回収に出さないと、と思って。

小さな肌着をみて、キュンとなる。

慌ただしく過ぎ去っていったと思っていたけれど、やっぱりキュンとなる。

と同時に、ほんとに処分しちゃっていいのか、と迷ってくる。

ほんとに、Sひとりでいいのか。悶々と考える。

Sのことを一番に考えるなら、兄妹はいた方がいいとは思う。それはそう。

お金には変えられないものが絶対にある。

でも、自分のことを考えた時に、また一人で全部やっていくのか、と思うとどうしても躊躇してしまう。

その負担が圧し掛かる。というか、もう「負担」ととらえてしまっているし。

 

当初は、2歳差位でもう一人と考えていた。というか、一人っ子じゃいけないと漠然と思っていた(周りの意見もあり)。だから、洋服もとっておいた。でも、母が病気になりそれどころではなくなった。

子を産みたいという気持ちになれなくなった。

その時、別に子供一人でもいいんだ、と思ったら気がラクになった。「絶対」ではないんだ、と。

いつの間にか「絶対」になっていたことを知る。

 

母はよく、「兄妹がいて良かったでしょ?」と聞く。私は「うん、そうだね。」と答えることしか出来ない。そこで否定なんてできるわけがない。

現に、兄妹がいて良かったとは思う。頼れる身内がいるのはありがたい。でも、その分我慢してきたことも(金銭面で)多数ある。従妹は一人っ子で金銭的規制がなくていいな、と思っていたことも事実。

父は実兄(私にとっては叔父)とはいい関係ではない(ほぼ絶縁)。義父もそうらしい。義弟間もあまり仲良くはないらしい。良いことの方が多いだろうけれど、そればかりではない。

というか、家だって私が実家にいる頃(高校生まで)は皆バラバラだった。温かい家族とは縁遠かった。そのことを私は(おそらく兄も)忘れてはいない。

 

今、唯一見ているドラマがある。その中でのセリフを思い出す。

「やりたいと思うならやればいい、やらなきゃと思うならやめればいい」。

答えなんて簡単には出ないけれど、本当はその位単純なのかもしれない。