許せる瞬間

家事の中で一番嫌いなこと、それは休日のご飯作りだ。そもそもそんなに料理が好きではない。料理は楽しみというよりも義務だと思っている。

平日はその義務感でこなせるものの、休日は別。休日は休日、作りたくないのだ。

だから私は休日、ご飯を作らなければいけない場面になると、不機嫌になる。いつもそういう時、料理が出来る男性と結婚すべきだった、とさえ思う。

不機嫌になりたくはないのだ。いつも陽気なお母さんに憧れる。

夫は口では「ごめんね、今度やるから」と言う。「ありがとう」もよく言ってくれる。けど、口だけだから私は満足しない。

 

日曜の朝、夫が急に「風呂掃除(本気のヤツ)するから。」と言ってきた。

日常のお風呂掃除も夫担当ではあるけど、本気のヤツはついこの間やってくれたばかりだったから不思議に思っていると、「お義母さん今度、泊まりに来るんでしょ」と言う。気を遣ってくれたのだ。

私の中で全てがチャラになった。

 

こういう瞬間が要所要所であるから、やっていける。

休日の料理に関して、夫に期待しないで割り切る、という域まで私がいければいいのだけれど、そこまでの器を持ち合わせていないから、せめて夫の良い所を忘れずにいようと思う。